お客様満足度向上
お客様に提供される商品・サービスの結果及びその提供プロセスの品質を、お客様が納得頂ける価格で実現することで、顧客価値が高まり、最終的には満足に繋がります。
【期間】1年間~2年間
【対象】経営幹部~管理・監督者・職場メンバー
※上記、期間、対象は展開例 実態に応じてプログラムデザイン

内容
お客様満足度の向上は、組織全体の取り組みが重要。
お客様が感謝・感激されるエンターテイメントは、舞台の上に上がっているキャストだけではありません。舞台裏で多くの人が緊張感を持って活動しています。
企業活動も同じです。お客様に提供される商品・サービスの結果及びその提供プロセスの品質を、お客様が納得頂ける価格で実現することで、顧客価値が高まり、最終的には満足に繋がります。お客様に価値を感じていただくために、顧客と接する第一線の従業員、ハード(物、システム、仕組み、技術等)を通して、サービスコンセプトに基づく、組織全体の変革が求められるのです。
(リーダーシップ、組織文化、業務革新、人財育成等)


1
現状診断
お客様満足度を高める仕組みについて、現状と課題を明確にします。
外部調査①
「エンドユーザ調査」
・アンケート調査
・インタビュー調査
外部調査②
「販売チャネル調査」
・アンケート調査
・インタビュー調査
・観察調査
組織内の診断
「いい会社診断」
「業務プロセス診断」


2
コンセプト再構築
コンセプトとは、
①どのような顧客に
②どのような価値を
③どのようなサービスシステムで
提供するかの基本方針と設計です。サービスコンセプトを明確にし、
主要顧客の期待以上のお客様満足度向上につなげます。


3
サービス戦略
サービスデザイン~サービスマネジメント
真にお客様満足度を高めるためには、しっかりとした意図を持った
サービスデザインが必要です。
サービスデザインは、下記のように様々な選択肢があります。
サービスコンセプトと合致したサービスデザインを明確にしていきます。


4
仕組みと業務プロセスのデザイン・改革・改善
お客様接点において、最高のサービスを提供するためには、仕組みや業務プロセスのデザインと改革・改善が不可欠です。
バックヤードでの社内顧客へのサービスデザインと運用について検討します。


5
人的資源マネジメント
人が提供するサービスは、最もバラツキが生じます。そのためには、
①どのような人を採用するのか
②採用した人をどのように育成するのか
③人をどんな点で評価するのか
等、人的資源マネジメントが非常に重要です。
お客様に感動を生み出すようなサービスを提供するには、ホスピタリティーの高い属性を持つ人の採用に加え、考え方・姿勢・心の
教育が不可欠です。多面的にお客様満足度を高めることができる人的資源マネジメントを構築していきます。

6
組織文化、風土の変革
感動のサービスは、一人の英雄によって生み出されるわけではありません。
意識が高く、協力することができるチームによって生み出されます。サービスは、100-1=0と言われています。
100人の内、一人でもサービスレベルが低い、或いは、100ある接点で一つでも嫌な印象を受けると、
努力してきたサービスが水の泡になってしまう、といった意味です。チームビルディングにより、サービス文化の醸成と職場軌範の
変革を進めます。多面的、且つ一貫性のある取り組みにより、組織文化・風土の変革を行っていきます。

7
成果領域・成果指標検討
ビジネスプロセス指標、マネジメントプロセス指標、結果指標


特長
1
トータルシステムアプローチ
お客様満足度を高める取り組みとして、第一線の顧客接点のスタッフの育成に焦点が当たっています。
実際、お客様満足度を高め、継続的に高いサービス品質を実現するのは、前述のようにトータルの取り組みが不可欠です。
2
数多くの感動サービスの事例の提供と実際の企業視察
全国の感動サービスで評価の高い様々な企業事例を提供します。こうした企業事例は、実績の裏付けがあるために、非常に説得力があります。
単に、企業事例の勉強に留まらず、視察することもご要望に応じて行います。実際、企業に訪問して、その会社の空気感に触れ、
マネジメント、教育他、様々な取り組みを確認することで、感動サービスを生み出す仕組みや文化を実感することができます。
3
再現性を高めるための理論と手法と感動サービスの工夫
企業視察研究により、感動サービスを体感したとしても、自社で応用するためには、理論と手法が必要です。
感動サービスを提供する様々な企業の施策、現場での工夫を1980年代から体系化されたサービスマーケティング、
サービスマネジメントの理論と手法を活用し、変革を支援します。
4
サービスを科学し、姿勢・心の教育も実施
感動のサービスとマニュアルは相いれないものと言われていますが、そんなことはありません。
一番大切なことは、サービスコンセプトの合致性と、マネジメントデザインです。
どの程度権限移譲するかをはじめ、最も難しいと言われる「人」が「人」に提供するサービスにおいて、
高品質で提供し続けるサービスデザインと姿勢・心の教育を体系化していきます。
期待効果
1.サービスコンセプトが明確になる
サービスコンセプトが明確な企業は、明確でない企業と比べると業績が高いといった調査結果があります。サービスコンセプトが明確であるということは、サービス戦略、組織の仕組、文化風土との整合性を取ろうといった力が働きます。
2.会社が提供する価値をお客様にとってわかりやすくなる
サービスの内容及び品質は、お客様がどのように認識するかによって変わります。明確なサービスコンセプトがある会社は、サービスを経験する前から、提供される価値を想像することができ、マグネット効果を高め集客につながります。
3.社員が、現場で判断、行動しやすくなる
サービスコンセプトが明確になると、社員は、素早く現場で判断することができるようになります。
特にサービスを提供する現場では、提供価値の作り置きはできません。なぜなら、サービスは、生産と消費が同時に行われるからです。
そして、一瞬のお客様との接点においての高品質な対応をする上でもサービスコンセプトが明確であるということは非常に重要なのです。
4.結果として、お客様満足が高まり、業績が向上する
明快なサービスコンセプトは、お客様が事前に想定した期待と、実際にサービスを受けた後のギャップを生まれにくくします。
例えば、ハイサービスだと思って、そのお店を訪れたと仮定して、もし、ディスカウンターのようなセルフのサービスを提供されたら満足度が高まるわけがありません。
サービスコンセプトが明確であり、トータルシステムとしての整合性が取れていることで、結果として満足し、リピートや紹介につながり、業績向上につながります。