特長1.目的に合った調査・診断メニューと変革につなげる提案
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実際の問題解決につなげる各種診断
イマージョンの診断に関する考え方は、調査のための診断に終わらせない。
NO ACTION WITH OUT RESEARCH
アクションを伴わない調査は、調査のため調査であり、何も生み出しません。
NO RESEARCH WITH OUT ACTION
現状がわからなければ、的確な手が打てません。
つまり、現状診断と具体的な打ち手はセットなのです。
イマージョンは、調査会社ではありません。「いい会社」をつくる支援をするコンサルティング会社です。
変革を目的とした精度が高い調査診断を行います。
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組織、職場、個人別、テーマ別に適した診断の実施
イマージョンでは、下記の数多くの診断メニューを用意しています。
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様々な調査診断の方法のメリットとデメリットを踏まえ組み合わせて実施
下図のように、アンケート、インタビュー、ドキュメント、観察といった調査診断方法には、メリットとデメリットがあります。
調査診断の目的を十分に確認した上で、目的を達成するためには、どのようなアプローチが最も効果的かを検討の上で実施していきます。
メリット | デメリット | |
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アンケート調査 (定例調査) |
・組織全体の傾向が把握しやすい。 ・組織の多くの人(全社員など)を対象とすることができるので、組織全体の意見を凝縮してつかむことができる。 ・数字を使うので、わかりやすく説得力が増すといったメリットがある。 |
・アンケートの設計が命である。まず、何を知りたいかを明確にして、漏れなくダブりなく設計しなければ、正確に把握できない。 ・「聞いたこと」しかわからない。つまり、「何を」聞くかで実態が正確に把握できるかどうかが決まる。 |
インタビュー調査 (定性調査) |
・発言(言葉)が対象なので、誰でも親しみやすい。いろいろなことが引き出せる。 ・定性調査はインタビュアーの技量と設計が秀逸であれば、より深い深層心理まで把握することができる。 |
・対象人数は限られているために、組織全体の傾向はわからない(定量調査では縮図になる)。多くの人数を集めようとすると、多額の費用が掛かる。 ・専門のスキルや経験を持った人でない表面的な分析に終わることもある。 |
ドキュメント調査(今までの取り組みの記録) | ・今までの、対象企業が行ってきたことや、その成果について客観的に把握することができる(例えば、過去大きな投資を行った歴史があるとすれば、リスクテイクできる組織文化である可能性が推察できる)。 | ・調査・分析者の力量やメンタルモデル(ものの見方・考え方)により、バラつきが生じる(例えば、財務分析といった一見、確立された分析があるような分野においても、その専門性や経験が大きく左右する)。 |
観察調査 |
・調査者によるオリジナル・データが得られるという大きな利点がある。 ・会社内の掲示物、5Sの徹底度合、職場の雰囲気などは、アンケート調査やインタビュー調査、ドキュメント調査では把握することは難しい。 |
・知りたい情報すべてにアクセスできるとは限らない。 ・調査・分析者の力量やメンタルモデル(ものの見方・考え方)により、バラつきが生じる。 |
特長2.数多くの優良企業への視察による知見と理論の融合
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各地のいい会社への現地視察
イマージョンでは、年間120社以上の企業視察・研究の継続による、全国各地の「いい会社」とのご縁があります。
働き方改革をはじめ、社会全体が従業員を大切にする経営に注目をしている昨今において、本やテレビなどでも「いい会社」の企業紹介を目にする機会が多くなってきました。そういった中、弊社では、実際に現地に足を運んで、話を聞き、肌で感じていただく機会をご提供しております。
「いい会社」を作ってきた経営者の言葉、実際に「いい会社」で働く従業員の姿を生で感じていただくことで、本やテレビでは感じ取れない深い学びを得ることが出来ます。
また、学んだ内容を弊社コンサルタントと一緒に振り返る機会を設けることで、思い出作りだけではなく、実際の落とし込みまでお手伝いいたします。
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優良事例・データを検証し、体系化
地理、業種、規模等の諸条件はもちろん企業によって様々です。しかし、諸条件に関係なく、「いい会社」と呼ばれる優良企業には多くの共通項がございます。
イマージョンでは、現場で獲得した数多くの優良事例、フィールド調査が蓄積されております。さらに蓄積されたデータを活用し、「いい会社」の共通項を検証、整理、体系化までしております。
「いい会社」をベンチマーク企業として、「いい会社づくり」に取り組んでいただくために、弊社に蓄積している優良事例やデータ、体系化された知見をご提供致します。
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最新の理論と現場研究の融合
視察や企業研究、フィールドワークを通した「いい会社」の事例を、最新のマネジメント理論に基づいて検証し、お客様に最適なナレッジを提供いたします。
最新の理論と現場研究の知見を融合させることにより、机上の空論では終わらせず、実務レベルにまで落とし込むことが可能となります。
また体系化された知見と弊社コンサルタントが持つ専門知識を融合させることにより、各領域において高いレベルでのサービスのご提供が可能になります。
特長3.企業の「あり方」+「やり方」を支援
イマージョンは、「あり方」+「やり方」~“いい会社”をつくる
企業の目的は、関わる人(社員とその家族、取引先とその家族、お客様、地位社会の人々)の幸せを追求することです。売上利益は、そのための手段です。
しかし、手段が目的化してしまっているケースは少なくありません。
売上利益を上げるために、リストラ(人員削減)を行う、3人でできることを2人にする、取引先に無理なコストダウンを要求する、といった経営効率を優先することが当たり前に行われています。
「誰かの犠牲の上に成り立つ、売上利益は欺瞞である」
長年、売上利益が、あたかも目的のように考えられてきました。
売上利益は重要です。売上利益がなければ、給料を払うことはできません。
そして、社員は生活を営むことができなくなります。生活に支障をきたせば幸せになれません。
そのため、企業の売上利益は、社員の幸せを担保するための手段として絶対に確保する必要があります。
しかし、手段が目的化すると誰かが犠牲になってしまいます。
では、どうすればいいのか?
企業としての「あり方」をしっかりと明確にした上で、世の中に、新しい価値を生み出す「やり方」を、知恵を出して創る必要があります。
企業としての「あり方」は、経営理念をはじめとする使命(ミッション)、ビジョン、価値観に現れます。
経営理念がないということは、目的がないと同じで、売上利益が目的になっていることが予想されます。
イマージョンでは、経営理念をはじめとする企業の上位概念をしっかりと再確認した上で、上位概念と一貫性がある戦略、組織、人づくりを提供していきます。
特長4.経営課題だけでなく、プロセス(感情面)へのアプローチ
イマージョンでは、長年に渡り、各種専門コンサルタントがチームになり、ワンストップで経営課題の解決に取り組んで参りました。
お客様の経営課題に対しては、蓄積される「いい会社」の事例と最新事例によって解決策までのアプローチを行っております。
しかし、解決策の策定のみならず、イマージョンでは解決策実行に向けたプロセス・感情面への効果的なアプローチも欠かしません。
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個人の感情を踏まえた課題解決
組織には、様々な課題があります。そして、その課題についての解決策が立案できたとしても、うまくいくとは限りません。なぜなら、課題解決をするのは「人」であり、人には、感情があるからです。
例えば、いくらいい解決策であっても、「私は聞いていない・・・あまり興味がない・・・」といったことでは、うまくいきません。
また同じ解決策であっても、「あの人の言う事には従いたくない」というケースでは実践されません。
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集団固有の特性の把握を通じて組織改善の効果向上
組織は、複数の人が協働しながら、進めていくことが重要になります。集団には集団固有の特性があります。
個人はその集団に属すると、その集団の行動パターンや価値観に合わせた行動をする傾向があります。
集団特有の意思決定パターン、コミュニケーションパターン等を踏まえた取り組みをしないとうまくいきません。
イマージョンでは、行動科学や組織開発の各種理論をベースに、実際のチームプロセスの改善を行っています。
そのために目に見えにくいプロセス面を、イマージョンが保有する各種ツールを通して、個人や職場、組織レベルで把握をすることで、プロセス・感情面に対しても的を射たアプローチを行うことが可能です。
組織は、1+1=2以上になる可能性があります。また、逆に、1+1=2以下になってしまう場合もあります。
コンテントとプロセスの両面からの支援が、組織を改善していく上では必要不可欠です。
イマージョンでは、エグゼクティブチーム、職場ユニットチーム、部門間横断チームの効果性、生産性を高めるために、プロセスコンサルテーションを強みとして支援していきます。
特長5.オリジナルモバイルラーニングと集合研修の融合
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働き方改革=教育改革(オリジナルモバイルラーニングと集合研修の融合)
社員が学ぶ環境は大きく変わりました。1970年代~1980年代は、集合研修全盛で、1週間の泊り込み研修が人里離れた研修センターで当たり前に行われました。
1990年代初め、バブル経済がはじけると、宿泊研修は、極端に少なくなりました。そうした傾向は、2000年代になっても続きました。
企業間競争激化したことで余裕が無くなったからです。現在、さらに、人口減少により人手不足の中、国の働き方改革の残業削減は、集合研修の時間も取りにくくなっています。
一方、2020年の5Gの通信インフラが整い大容量・高速環境が整い、スマホ携帯の普及率も約80%になっています。このことにより、動画をはじめ、手軽にスマホ上で、モバイルラーニングができるようになりました。
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細切れ時間の活用できるマイクロラーニング
マイクロラーニングとは5分といった短時間で少ない学習量を、モバイル機器などを使って手軽に学習する方法、或いは学習スタイルのことです。
従来のeラーニングの学習方法では、30分や1時間以上といった長さ、分量の学習が求められ、自宅のパソコン等で学習する必要があります。
マイクロラーニング効果的に活用することで、細切れ・隙間時間で、マネジメントの基本的なことを学習することは効果的です。
例えば、集合研修では、対人関係能力の前後にマイクロラーニングを行うことで、基本的な知識を体験的に学ぶことが可能になります。
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自社オリジナルだから、興味を持って学習ができる
eラーニングが日本に導入された当初は、期待されたほど普及しませんでした。
その理由の一つは、一般的なコンテンツで受講生にとって魅力的ではなかったことです。
また、一人で黙々といった学習は、モチベーションの維持が難しく、運営によっては、システムに管理されているといった強制感がストレスになることもありました。
オリジナルeラーニングは、自社の仕事に必要なコンテンツを提供できるため、受講生にとって興味を持って学習ができます。
また、社長や人事担当者のアバターを設定するなど身近に感じる工夫も可能なため、楽しんで学習ができます。
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教育のトータルコストを削減できる
集合研修では、外部講師料、会場費、交通費、人件費など、多くのコストがかかります。早くからeラーニングを導入した企業の試算によれば、集合研修は、eラーニングの4倍のコストがかかっていると言います。
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その他のメリット
学習履歴を自動的に取得することができ、学習時間や進捗率、取得点数などを自動的にデータベースに記録することも可能です。
全ての情報が一つのデータベースに蓄積されていくので、学習履歴を一元管理し、必要な時に活用したり、受講生の傾向分析や教育施策に参考になります。
以上の理由により、イマージョンでは、集合研修とオリジナルモバイルラーニングの融合を積極的に提案しています。
特長6.多彩な人財チームによるサービス提供
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組織や人の問題は一方向からのアプローチだけでは解決できないことも
イマージョンは「いい会社」づくりの支援をするコンサルティング会社です。
「いい会社」をつくるためには、1つの打ち手では不十分なことが多いのが実情で、複雑に絡み合った課題に対して様々な方向からアプローチする必要があります。
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それぞれの分野で活躍する講師のネットワーク
上記から、イマージョンでは様々な課題にチームを組んで多方からアプローチができるよう、幅広い事業領域で豊富な経験を持つコンサルタント、大学教授・研究者、実務家等、多彩な強みを持つ専門家のネットワークを持っています。
また弊社コンサルタントの多くは、大手コンサルタント会社で、長期間に渡って第一線コンサルタントとしての経験を積み、数多くの実績があります。
(参考リンク)
●人を大切にする経営学会
●当社コンサルタント
●コンサルタントコラム