プラチナ研修 シニア世代をイマージョンする
従業員幸福度（EH）の観点から「人の幸せ」の手法をもとに、シニア世代の自分の価値を再定義し活性化します。
【期間】 ２日×1日フォロー
【対象】 管理職になっていない40歳後半から50歳前半
内容
シニア世代が自分自身の経験や価値を棚卸し、周囲からの期待を受け、自分の未来をイメージし、今までの日常から新しい日常に踏み出す機会を提供いたします。
2020年には45歳以上のシニアが労働人口の過半数を超えると言われていますが、企業内ではシニア人材という貴重な人的資源が活かされていない面が見られます。人手不足の中、経験を積み重ねてきたシニア人材を重要な戦力としたい企業側の期待もあります。
その中で、当事者である本人は、どのような働き方をしたらよいのか、自分らしい人生をよりよく生きるにはどうしたらよいのかという点を再考する良いタイミングでもあります。
本研修では「心の幸せ」をベースにおき、どのように自分らしく働くかを考え行動するための機会を提供します。
プログラム展開例
■プラチナ研修
オリエンテーション ・ＬＩＦＥ ＳＨＩＦＴ
内容：
(1)中堅社員を取り巻く環境変化
(2) リーダー・フォロワー
実習 「自分自身の価値の再定義」
内容：
・Will（やりたいこと） ／ ・Can（できること） ／
・Expectation（期待されていること）
自己診断 「マルコポーロ」
内容：
・自分自身の強み、特長理解
1日の振り返り 「ジャーナリング」
実習 「周りからの期待のフィードバック」
情報提供～実習 ・ベテラン社員のロールモデルが語る
実習 「フューチャーセッション」
内容：60歳、70歳、80歳の自分をイメージ ※創造的な対話
実習「バックキャスティング」未来を踏まえて、今、どうするか？
内容：
・古い日常、新しい日常
・後輩に伝えるとしたら、何を伝えるか、どのように伝えるか
タイムカプセル（半年後の自分への手紙）
まとめ
■フォロー研修
オリエンテーション ・しなやかなマインドセット
半年間の振り返り
実習 「ＡＴＣ理論」
内容：
A：Activating Event（出来事） T：Thoughts（考え・思考）
C：Consequences（もたらす結果）
発表と相互コメント
実習 「幸せの4因子から自己の価値の再定義」
内容：
①やってみよう～夢・目標
②なんとかなる～楽観性
③ありのままに～自分らしさ
④ありがとう～他者への感謝
実習 「ポジティブフィードバック」
まとめ
特長
プラチナ人材の“心の幸せ”という視点を大事に展開
従業員満足度（ES）から従業員幸福度（EH）へのシフトが注目されている中で、幸せな人は「創造性が３倍」「パフォーマンスが1.3倍」ということが研究成果として明らかにされています。
また、地位財（金・地位・物）より非地位財（安心・心・健康）による幸せの方が長続きすると言われています。
その中で、プラチナ人材の“心の幸せ”という視点を大事に展開します。
「心の幸せのための４つの因子」
期待効果
１．自分自身の経験・知見を再定義、再価値化を図れる。
プラチナ人財には、数多くの経験や知見があります。しかし、部署や立場が変わることで必ずしも、企業の中で充分に発揮しているとは言えません。
本プログラムを通して、プラチナ人財が、今まで培ってきた経験や知見を、自己の価値として再定義することで能力発揮の方向性が明らかにできます。
２．自分にとっての「喜び」や「やりがい」が整理できる。
自分にとって「喜び」や「やりがい」とは何かを見つめなおし、仕事を通じて周りに役に立っているという実感がより持てるようになります。
３．周囲との効果的な関係づくりが促進される。
プラチナ人財の中には、過去の経験に固執し柔軟性に欠けるという行動に陥っている人もいます。
しかし、こうした行動は自身にとっても周囲にとっても好ましい状況ではありません。
本プログラムで自分と周囲との関わりについて考えることで、他者との関係性が変わっていきます。
