特性アセスメント「MALCO POLO」
真のポテンシャルを可視化した「採用・配置・抜擢」、個を活かした「育成」を通じて、業績向上に繋がる効果的な人財活用を実現します。
- 【期間】
- 3か月~
- 【対象】
- 全社員
内容
「人財は最も大切な経営資源である」ということは長年言われてきています。
しかし、それにも関わらず、多くの企業で、その大切な人財に関する「採用、育成、配置、抜擢などにおける人事課題」が、一向に根本解決できていません。
何故なのでしょうか?
人には、他人から見えない「内面」と、他人から見える「外面」とがあり、内面の中には、「ヒューマンコア」と「マインド」の2つがあります。
「ヒューマンコア」は外向性、知的好奇心、変革創 造性などを指し、行動の根源的な土台であり一生涯を通して容易には変容しません。
「マインド」は、意識・意欲・心構え・価値観のことで、ミスしないよう心がけよう、よき上司であるよう心がけよう、などと、自身の行動について、その方向性をセットアップするものです。このマインドは容易に変容しやすいため、裏を返せば、継続しづらいという特徴があります。
そして、外面には、「知識・スキル・経験」、そして「行動」があり、これらは他人から見えるものです。
このような、人の意思決定や行動の根源的な土台となっているものが「ヒューマンコア」であり、これは「本性」とも言えるものなのです。そしてヒューマンコアは百人百様であるため、人の行動の傾向も、さらに、人が何かを成し遂げる時の「勝ちパターン」も、人によって全く異なってくるのです。
もし、ヒューマンコアと求められる行動との間にギャップがあれば、マインドは無理をしなければならなくなります。そして、違和感を覚えるようになり、やがてストレスとなって、その行動は継続しづらくなっていくのです。
そのため、企業が人財を採用、配置、抜擢する際には、個々の「ヒューマンコア」だけではなく、自社組織が求める行動、つまり「求める人財要件」との適合性を見極めることが大切なのです。
企業側の「求める人財要件」が明確でなければ、双方の適合性が判定できず、組織にフィットするのかどうか、活躍できるのかどうか、将来幹部になれる可能性はどれほどかが、全く解らないということになります。
「人の内面の測定」と「求める人財要件の明確化」は車の両輪として、どちらかが欠けていては意味がないと言えるのです。
人の内面だけを測定しているアセスメントの場合、例えばストレス耐性が高いか低いかというパーソナリティの数値しか解りません。
このようなアセスメントの場合、ストレス耐性は高い方が良いのではと考え、例えば40点以下はダメだ、55点以上の人を採用しようなどという「ネガティブチェック」としての使われ方が多いのです。
しかしこのようなチェックだけでは、自社組織において活躍できるのかどうかというポジティブチェックができていないのです。
実在するハイパフォーマーの人財要件分析によれば、ストレス耐性の高い勝ちパターンのハイパフォーマーも確かにいますが、ストレス耐性の低い勝ちパターンのハイパフォーマーの方も多いのです。
だからこそ、自社における優秀人財の要件とは何かを求め、それとの適合性を見極めなければならないのです。
弊社の提供している特性アセスメントでは、世間一般的な観点からではなく、
「“貴社内で“どのような活躍ができるのか」というポテンシャルを高い予測で把握する事ができ、
戦略的な人財の採用・配置・育成等の実施に活用可能となります.
特徴
1
個人と組織の「双方向分析」で活躍可能性を測定
個人のアセスメントだけでは、個々のパーソナリティ(先述のストレス耐性の高いか、低いか等)しか見えてきません。更に、営業職に向いているなどと判定される検査もありますが、それは他社も自社も営業職は同じ要件という前提です。
本当にそうでしょうか?実は一般的優秀人財が、我が社でも優秀人財とは限りません。
MALCO POLOでは、個々のヒューマンコアを高い精度で測定するだけでなく、組織側が求めている「人財要件」を分析した上で、双方の適合性や、つまづきやすいポイントなどを分析しています。
知識やスキルなどの上物だけでなく、これら内面の分析結果をタレントとしてマネジメントすることが、タレントマネジメント成功のキーと言われています。
内面は、なかなか変容しづらいため、将来を予測するのに適しているからです。
2
蓄積データを確認する事で打ち手が明確に
例えば、自社の「ハイパフォーマーモデル」が分析されれば、社員個々の「ハイパフォーマーへの移行条件」や「何処で躓きやすい人財なのか」などが分析できます。
自社の人財構造(幹部候補は何名リストアップできるのか、どのようなポテンシャルを持つ人財がどのように配置されているのか、自社の勝ちパターンはいくつ存在しているのか、社員個々の勝ちパターンは何なのか・・・)などを知ることで、効果的な「打ち手」検討のヒントが得られます。
個々の勝ちパターンや、ハイパフォーマーへのきっかけを知ることで、幹部候補者への研修内容を変えたり、どういった実績を積ませるのが良いか?どのようなチームビルディングが効果的なのか、などが見えてきます。
3
受験者のバイアスのかかった回答にも対応
「一度落ち込むとなかなか回復しないほうだ」
このような質問に対して、応募者は正直に答えるでしょうか。
たとえ自分の回答が「はい」だったとしても、「企業は一度落ち込んだらなかなか回復しないような社員を採用しないのではないか」と想像力が働き、「はい」と答えるのをためらってしまうことがあります。
一般的に採用検査には、応募者側に少しでも自分を良く見せたいという強い動機があるため、完全に正直に回答するとは限らないという制約があります。
従来の特性検査ではこういった応募者の回答操作について、ほとんど有効な手立てが打たれていませんでした。
しかしMARCO POLOは、それらの制約を踏まえた上で設計され、応募者の特性を100%捉えることは難しいながらも、本来の特性の近似値をより高い精度で捉えることができます。
期待効果
1.採用の厳選ができる
画一的なネガティブチェックではなく、自社組織の考え方や価値観(バリュー)にどれほどフィットするのか、その職務においてどれほど成果を出せるのか、これら「自社組織における活躍可能性」を、将来、幹部として活躍できる可能性も含めて、高い精度で数値化できます。
早期離職、滞留人財(クビにならない程度に力を抜いてぶら下る人)増加の対策に繋がります。
2.配置・抜擢を成功させられる
配置、抜擢をする前に、その部門でどれほど活躍できるのか、躓くポイントは何処かなどを科学的に可視化することができますので、属人的な判断による漏れや偏りがなくなります。
配属先上長には「配属理由」と「育成ポイント」を科学的に説明できるようになります。
3.個にフォーカスし、個を活かす育成体系が設計できる
昭和の突破型上司が、自身の勝ちパターンを部下に押し付け、部下が潰される事例が多いのです。その原因は、部下一人ひとりの特性、接し方、勝ちパターンが、上司には見えていないからです。
ダイバーシティの時代では、それを知って尊重するだけでは足りないのです。自分と違う相手を活かすために、部下のトリセツを設計し、上司と部下がタッグを組んで高みを目指す育成体系が設計できます。
どのような困りごとを持ったお客様にお勧めか
人財活用にお困りの企業様
自社に合う人財の採用にお困りの企業様
自社に適した教育・育成をご検討の企業様
人材採用や育成などを新たに取り組む企業様